おすすめビジネス書レビュー

仕事への向き合い方が変わる本を紹介します

事業戦略

林總著「成果が出ないのは、あなたが昔の「燃費の悪いアメ車」な働き方をしているからだ」

本書はドラッカーの考え方についての入門書という本だ。架空の病院の経営を題材に、知的労働者の生産性、営利組織と非営利組織の共通点といったポイントが解説されている。病院は患者のために医療を提供するべき場所で赤字であっても仕方がない、儲けを第一…

坂野俊哉、磯貝友紀著「SXの時代」

去年くらいからだろうか、テレビやラジオなどのマスメディアでSDGs (Sustainable Development Goal) という言葉が盛んに使われるようになったのは。ニュース番組だけでなくバラエティー番組でも、芸能人がSDGsという言葉を使うのを観るようになってきている…

安宅和人著「シン・ニホン」

今更感があるけど、本書を一冊通して読んだ事がまだなかった。最近ブログ用にどういう本を読もうか悩んでいたので、何もせず時間を無駄にするくらいなら、ということで本書を改めて読んでみた。本書「シン・ニホン」は、2020年に発売された本だが、本書の内…

日経トップリーダー、日経ビックデータ編「AIが同僚」

AIをテーマにしたビジネス書はいくつもあると思う。AIというテーマに限った話ではないが、知りたいトピックがあるときは、いくつかの本や記事をまたがって読んで、その過程で自分なりの考えを作っていくことが重要だろう。特にAIのような新しく出てきた分野…

チャールズ・A. オライリー、マイケル・L. タッシュマン著(入山 章栄監訳・解説)(冨山和彦解説)(渡辺典子訳)「両利きの経営」

経営について書かれている本を読むことは、今現在経営に携わっていない人にとっても特があると思う。それは例えば、自分の所属している会社やライバルの会社がどのような方針で経営されているのか分かりやすくなったり、あるいは、現場レベルで様々な提案を…

鬼頭孝幸編著、山邉圭介著「マンガでやさしくわかる事業戦略」

ちょっと難しめの内容について、マンガを交えながら説明する本というのが、最近とても流行っているように思う。本書もそういった趣向の本で、扱っている内容はずばり、「事業戦略」だ。 本書では、主人公の松井和美が、実家の和菓子メーカーで経営企画室に配…

並木裕太著「ミッションからはじめよう!」

面白い本だった。読む前はありきたりなビジネス書かと思っていたけれど、読み進めるとためになるなあと多く感じる本だった。多くのビジネス書でミッションの重要性が挙げられている。ミッションは、会社の立ち位置を示し、方向性を定めるために必要だ。ミッ…

谷藤賢一著「ぺヤングソースやきそばで学ぶ問題解決力」

論理的思考、なぜなぜ分析、MECE、プログラミング的思考、フローチャート、イノベーション的思考、オズボーンのチェックリストなどの言葉は、企業勤めをしていれば、いくつか(もしくは全て)聞いたことがあると思う。これらの言葉の意味を正しく説明できる…

渡辺正裕著「10年後に食える仕事、食えない仕事」

先に読んだ「21世紀の新しい職業図鑑」と比べると、読み応えがあった。これは「21世紀の新しい職業図鑑」が内容的に劣っているというよりは、想定している読者や本のそもそものコンセプトの違いだろう。本書は、AIやデジタルテクノロジー、ロボティクスの進…

チェット・リチャーズ著(原田勉訳・解説)「ウーダループ」

非常に面白い本だった。本書は、タイトルにもなっているウーダループ(OODAループ)についての本である。OODAループは、PDCAサイクルに変わる新しいフレームワークである。もともとOODAループは、アメリカの軍隊で開発されたそうだ。PCDAサイクルが、Plan(…

佐宗邦威著「ひとりの妄想で未来は変わる」

本書を背表紙で見たとき、この本は、もっと妄想しようぜ!と、働いている人を鼓舞する本かと思った。でも読んでみると違った。確かにそういう面もあるんだけど、どちらかというと、働いている人が妄想しやすくなるような会社の仕組みづくり、実は面白い妄想…

ハーバード・ビジネス・レビュー編集部編(DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部訳)「デザイン思考の教科書」

本書ではハーバード・ビジネス・レビューにおいて、デザイン思考をテーマに書かれた論文のうち、読むべき10本と題されたものが集められている。10本の論文を読むことで、デザイン思考をどのように展開していくことができるか、デザイン思考を広めていく上で…